こんにちは。
ヘルニア改善専門院の一心整骨院です。
今回お話ししていくのはヘルニアの症状についてです。
ヘルニアと言っても人体にはヘルニアになる場所は人体に複数あります。
全部を説明していくとキリがありません。
その中でも最も発生率が高い腰のヘルニア!
なのでこの記事では腰椎椎間板ヘルニアに焦点を当てて解説を行なっていきます。
この記事を読んで頂くことで、ヘルニアに対しての基礎知識はもちろんですが、ヘルニアの根本原因について知る事ができます。
根本原因と結果としての原因は違います。
この記事を読んでヘルニアの真の原因を知って下さい!
ヘルニアについて
まずはヘルニアについてお話を行なっていきます。
基礎的なヘルニアの情報を知って疾患に対する知識を持っておきましょう!
ヘルニアとは
ヘルニアの多くは椎間板で発生します。
椎間板とは椎骨(背骨のひとつ)と椎骨の間にあるクッションのようなものです。
そして椎間板の中には髄核(ゼリー状のもの)が入っています。
その髄核が椎間板から飛び出し、椎骨に圧迫をされたり神経などに接触することで痛みや痺れを発生させます。
ヘルニアという言葉は状態を示します。
ヘルニアが症状ではないという事をまずは知っておいて下さい。
別の記事ではヘルニアについてさらに詳しく解説しています。
併せて下記の記事も読んでみて下さい。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
椎間板ヘルニアの原因
次いでヘルニアの原因についてお話をします。
椎間板ヘルニアは前述したように椎間板に対する負担から生じます。
原因の多くが椎間板に一定方向への負担が強まり、その力に椎間板が耐えられなくなる。
その結果、髄核が椎間板の一部を突き破り突出してしまう。
これが椎間板ヘルニアの原因です。
間違いありません。
しかし!
これはあくまでも、結果としての原因。
どういうことかと言うと、
『 なぜ一定方向に圧力がかかるのか? 』
と言うことです。
椎間板に対して持続的にかつ一定方向に負担がかかる原因。
これが椎間板ヘルニアの根本原因なのです。
次の項ではその根本原因は何なのかを解説していきます。
ヘルニアの根本原因
先ほどは椎間板ヘルニアの原因をお話ししました。
でもそれはあくまでも結果としての原因。
今からお話しするのは椎間板ヘルニアの根本原因になります。
そもそも椎間板に対する負担が大きくなる状態はどんなものか?
それは
- 骨盤の過度の前傾
- 骨盤の左右の高さの違い
- 腰椎(背骨)の反り
です。
言ってしまえば上記の3つが椎間板ヘルニアを引き起こす根本原因になります。
『 背骨と骨盤の歪み(異常) 』
が椎間板ヘルニアの根本原因です。
簡単に椎間板ヘルニアの発生過程をお話しします。
- 骨盤が過度に前傾する
- 上体を起こそうと腰椎が過度に反る
- 日常的に左右バランスに乱れが生じ、左右の骨盤の高さが変わる
- 足の長さも変わり負担を分散できず、腰椎にストレスがかかる
- 左右どちらかの圧が継続的にかつ強い側の椎間板が破れる
- 椎間板から髄核が突出し戻らず、様々な症状を呈する
これが簡潔にまとめたヘルニアの発生過程です。
細かく記せばまだまだあるのですがまずはこれが大切なことなので知っておきましょう!
基本的に背骨や骨盤の歪みは日常的な生活の中で発生します。
持続的に行われてきた動作や体勢の中で発生します。
ヘルニアの種類色々!
人体には腰以外にもヘルニアになる場所があります。
この項ではヘルニアになる場所を紹介していこうと思います。
ヘルニアの種類
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 頚椎椎間板ヘルニア
- 鼠蹊ヘルニア
- 大腿ヘルニア
- 閉鎖孔ヘルニア
- 腹壁瘢痕ヘルニア
- 臍ヘルニア
があります。
見覚えや聞き覚えのないヘルニアが多いと思います。
この各ヘルニアのひとつひとつに原因があります。
ちょっとした豆知識として知っておいて頂けたらと思います。
ヘルニアの症状
続いてヘルニアの症状について解説を行なっていきます。
ヘルニアの症状は人によって違いますが数の多いものをお伝えします。
椎間板ヘルニアの症状( 頚椎、腰椎)
- 頚部、腰部の痛み
- 筋力低下
- 知覚異常
- 下肢、上肢のしびれ
- 下肢、上肢の痛み
- 排尿障害(腰椎)
- 下痢(腰椎)
- 運動時痛 など
上記が椎間板ヘルニアで多い症状です。
ただここで知っておいて欲しいことがあります。
『 全てがヘルニアだとは限らない! 』
一見、ヘルニアだと思っていたが全く違うものだった。
ということは多くあります。
次の項ではヘルニアと症状が似ているものを紹介します。
ヘルニアと症状が似てるもの
この項では頚椎ヘルニアと腰椎ヘルニアと同じような症状を発生させるものを紹介いたします。
この症状はいったい何が原因なのか?
正確な判断は病院や整形外科でのレントゲンやMRIで行うことができます。
腰椎ヘルニアと似てる症状を出す疾患
- 腰部脊柱管狭窄症
- 坐骨神経痛
- 脊椎炎
- 腰椎圧迫骨折
- 脊椎分離症、すべり症
- 脊椎カリエス
- 脊椎後湾症 など
頚椎ヘルニアと似てる症状を出す疾患
- 頚椎症
- ストレートネック
- 頚部脊柱管狭窄症
- 脳梗塞
- 胸郭出口症候群 など
やってはいけないこと!
椎間板ヘルニアをお持ちの方が行なってはいけない事を紹介いたします。
ここで紹介させて頂くものはついついやってしまいがちな事例です。
極力当てはまらないようにしていきましょう。
椎間板ヘルニアでやってはダメなこと
- 体重の増加
- 重たいものを持つ
- 痛みを堪えてストレッチする
- 安静にしすぎる、全く動かない
- 同じ姿勢を長時間とる
- 過剰な筋トレ、運動をする
この中でも特に体重が増えると言うことは避けましょう!
体重の増加に伴い腰椎、椎間板にかかる負担は増加します。
ヘルニアだと以前言われていて症状が出ていなかった方でも、体重が増加すると共にヘルニアの症状が発生してくると言ったことがあります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はヘルニアの症状についてお話しをさせて頂きました。
さらに補足でヘルニアに関する情報も記述させて頂きました。
ヘルニアは実際に発症した方の筋量、体重、椎間板の損傷度合いで症状が様々です。
同じ症状の人もいれば全く違う人もいます。
人により症状は違います。
〇〇さんと同じ症状だからヘルニアだと決めつけたりするのは危険です。
確定的な判断は必ず病院や専門院で行なってもらいましょう。
一心整骨院ではヘルニアを専門として根本改善施術を行なっています。
あなたがヘルニアでお悩みであったり、ヘルニアなのかもしれないと思い悩んでいらっしゃれば一心整骨院へご相談ください。