こんにちは!
膝痛・変形性膝関節症専門院の一心整骨院です。
今回は膝痛の治し方についてお話をしていきます。
ふだん目にしたり聞いたりした事があるような運動療法的な治し方ではなく、
「 膝痛を食事で治す方法 」
をこの記事ではお話ししていきます。
なぜ食事での治し方なのか?
それは、食事や栄養素が膝痛にどう関係しているのか知られていなからです。
なので今回の記事のテーマは膝痛の治し方(食事療法編)です。
この記事を見て頂く事で日々の生活の中でどのような食事に気を付けたら良いか?どんな食材をとれば良いか?など分かるようになります。
即効性はなく時間のかかる膝痛の治し方ですが、施術と組み合わせると効果がありますのでぜひ最後まで読んでみてくださいね!
それではいきましょう!
膝痛が発生するメカニズム
膝痛が発生する原因としていくつか要因があります。
その中でも痛みに直結しているものが「 炎症反応 」です。
炎症反応(C R P)とは
炎症とは物理的な刺激や科学的な刺激、はたまたウイルスや細菌の感染などに対して発生する生体の防御反応のこと。
膝痛・変形性膝関節症で痛みが発生する過程
実は膝痛が発生する過程があるのはご存知だったでしょうか?
膝だけに限らないのですが、変形しやす関節と変形を伴う関節痛には一定の流れがあるのです。
それは、
- 関節の変形
- 炎症の発生
- 関節の機能不全
といった順をたどります。
ここで考えて頂きたいのですが、1から3の間のどこで痛みが発生するのか?
それは2の炎症の発生時に痛みが発生するのです。
この事実は意外と知られておらず、痛みが発生するのは決して関節が変形した時や機能不全を起こした時ではないのです。
炎症を下げるにはどうしたら良いの?
痛みの原因となっている炎症を抑えていくにはどうしたら良いのか?
物理的な方法で言えば、アイシングを行なったり冷水などで冷やすこと。
科学的な方法で言えば服薬を行うこと。
でも上記のようなことを行なっても慢性的に炎症が続き、痛みが続いている…
そんな時はどうすれば良いのか?
「 食事で炎症を抑える 」事が可能なのです!
今まで色々な方法を試したけど効果が得られなかった方はぜひ食事療法を試してみましょう!
炎症を抑える食事
まず食事療法の大前提な考え方として、
「 身体に悪いものを控えて、身体に良いものを摂取するという事です。 」
簡単に言えば、
「 炎症物質となる食材を控え、抗炎症作用のある食材を摂る。 」
という事です。
まずはこの考え方を知っておく事が大切です。
この考え方は栄養学でも重要な考え方であり、膝痛・変形性膝関節症のひとつの治し方となり得るのです。
過剰に摂って無い? 炎症を引き起こしやすい食材!
では炎症を引き起こしやすい食材を紹介していきましょう。
炎症を引き起こす物質になり痛みの原因となりやすい食材や原因として、
- 小麦製品
- 糖分の摂取過多
- 加工食品(ハム、ベーコンなど)
- 乳製品
意外だったかもしれませんが、上記のものは炎症反応を引き起こしやすい食材です。
身体に痛みがある際に上記のものを摂取しすぎると、炎症がなかなか引かず、痛みが長引きやすくなる傾向があります。
じゃあ痛みがある、炎症がある時に食べちゃダメなの?
と質問を頂きますが、そうではございません。
欲を言えば摂らない方がいいですが現実的に難しいので、ごく少量にしておきましょうという事です。
これまた意外! 炎症を抑える食材
それでは抗炎症作用のある食材をお伝えします。
手軽に摂取できる炎症対策の食材は以下のものです。
- ナッツ
- ニンニク
- コーヒー(ブラック)
とても意外じゃなかったでしょうか?
この食材を実際に患者さまにお話しすると、もっと変わった食材であったり高価なものかと思いました。というお言葉を頂きます。
栄養素で言えばナッツとニンニクには抗酸化物が含まれており炎症にいいと言われている他に、老化の防止作用があると言われています。
注意としてニンニクは過剰摂取すると口臭がキツくなったり、血中の成分バランスを崩す可能性があるので適量にしておきましょう!
あとコーヒーは飲みすぎると結石の原因になったり、利尿作用によりトイレが近くなるので注意です。
ここで豆知識!
コーヒーは近年では胃癌の予防に良いと言われています。
また、老化現象は酸化作用だと言われており例えるならば鉄が参加すると錆びるのと同じです。
自分の体が酸化しなければ若々しい状態を維持できるとも言われています!
食事でなぜ膝痛・変形性膝関節症の痛みが変化するのか?
なぜ食事で膝痛や変形性膝関節症が治るのか?
抗炎症作用のある栄養素を摂取すると良いのは前項でお話をしましたが炎症成分を分解している臓器に注目しましょう!
人体の炎症成分(毒素)を分解しているのは肝臓です!
結論から言ってしまえば肝臓を元気にする食事が膝痛・変形性膝関節症に有効という事。
肝臓の毒素分解作用が促進されると炎症成分を早く分解でき、膝痛や変形性膝関節症が早く治りやすいと言われています。
食事療法が功を成せば今まで良くならなかった痛みも、基本的には2〜3ヶ月あれば落ち着いてくると言われています。
今までどんな施術を受けても効果が無かった方や、手術をしたけど痛みが無くならない方は食事療法を行うのも一つの手ではあります。
やってはダメ! 炎症を助長してしまう要因
ここでは炎症を助長し痛みを悪化させてしまう行いをお伝えしていきます。
- 温める(湯船に長時間浸かる)
- 痛みがあるのに無理に動かす
この2つは避けた方が良いです。
これらは炎症を強め症状の悪化を招きます。
もしもこの2つを行い痛みが強くなった場合は早急にアイシングを行うと良いです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は膝痛・変形性膝関節症の治し方(食事療法編)をお話しいたしました。
膝痛や変形性膝関節症は専門的な施術を受けることはとても大切です。
しかし施術だけではなく食事療法を組み合わせることで今まで以上の効果を感じる事ができるのです!
膝痛や変形性膝関節症だけではなく、多くの症状に食事療法は効果的だと言われています。
なかなか症状の改善が見られないという方はぜひ食事療法を参考にしてみてください。
別の記事では、運動療法と食事療法のさらに詳しい説明を行う栄養素編をお伝えしようと思います。
一心整骨院では専門施術はもちろんですが、食事療法を織り交ぜた治療計画を提案させて頂きます。
膝痛や変形性膝関節症でお悩みの方は一心整骨院までご相談ください。