こんにちは!
膝痛・変形性膝関節症の専門院の一心整骨院です。
今回お話しさせて頂くのは膝痛の原因についてです。
膝痛といえば高齢者に多いと思われがちですが、そうではありません。
実は膝痛の原因となっているものがあり、それを明確にしないと慢性的な痛みにつながってしまいます。
膝痛の原因を知り、知識を持っておく事でいざ膝が痛くなった時に適切な判断ができますし家族や友人の方が膝痛で困っていたらアドバイスをしてあげることもできますのでぜひ最後まで読んでみてくださいね。
では膝痛の原因となるものについて学んでいきましょう!
膝痛の原因
膝痛の原因にはいくつか原因となるものがあります。
膝関節に直接原因があるものから、別の根本的な原因から痛みが来ているものまで多くあります。
今回は一心整骨院で多く見受けられる膝痛の原因6つを紹介いたします。
① 脚長差(ゆがみ、左右で足の長さが違う)
これは病院や整形外科でレントゲンを撮っても異常は無い場合に多いです。
何で? となっている場合は左右の脚の長さが違う事が原因で膝の痛みが発生している場合があります。
人間は1日のうちで左右交互に体重を分散させながら生活しています。
それが生活の中での体重の掛け方のクセや、仕事などの特定された姿勢などで一定のクセが体についてしまいます。
本来であれば自己回復力で正常な状態に戻せるのですが、毎日何時間も同じクセが続くと脳が歪んだ状態を正常だと勘違いしてしまい、背骨や骨盤の歪みへと繋がります。
脚長差の多くは骨盤の高さの違いから発生します。
骨盤の高さの違いと言っても数ミリから数センチ程度なのですが、このわずかな歪みで膝関節には莫大な負担がかかってしまいます。
脚長差という体の歪みから膝関節に負担がかかる上に、負担がかからないようにと膝関節周囲の筋肉も過剰に働いてしまい膝痛となるのです。
② 半月板損傷
半月板というのは膝関節内にあるクッションのようなものです。
半月板はひとつの膝関節に2つあり、内側半月板と外側半月板があります。
半月板の損傷原因は2つあり
- 加齢などによる半月板の摩耗
- 大きな外力による損傷
の2つがあります。
いずれも膝痛の原因として高齢者に多く、レントゲンやMRIなどで診断されやすい膝痛の原因です。
半月板損傷の厄介なところがあり、膝関節内および半月板に血管がほとんど無いという事。
なぜそれが厄介なのか?
それは血管がほとんど無く血液が循環されないため回復の栄養素が回らず自己回復されにくいという点です。
そのため半月板損傷が膝痛の原因となっている場合は手術適応となる場合が多いです。
しかしながらある程度のリハビリや、専門施術で半月板損傷があったとしても膝痛が回復する場合もあります。
③ 靭帯損傷
膝関節には多くの靭帯が存在します。
- 前十字靭帯
- 後十字靭帯
- 内側側副靭帯
- 外側側副靭帯
- 膝蓋靭帯
です。
靭帯の損傷が原因での膝痛はスポーツなどで多く発生します。
特に急な動作を要する、バスケットボールや陸上競技などで発生が多いです。
靭帯の損傷が起こった場合は『ぶちっ』や『ばちん』といった音が本人に聞こえる事があります。
基本的には激痛のあまり立っている事は困難で、皮下出血(内出血)を認める事もあります。
靭帯を損傷した場合は手術での改善となります。
④ 関節の変形
関節の変形が原因には2つあります。
- 病気などが起因となった骨変形。
- 脚長差などの日常的な負担(歪み)で変形した場合。
があります。
いずれも変形が起こっている場合は何かしらの改善を行わないと変形の進行がある可能性があります。
病気の場合であれば、薬の処方や手術など医師の判断が重要になります。
日常的な負担(歪み)が原因の場合は、歪みを取り除き膝関節の変形進行を食い止める必要があります。
例えば上むきで寝転がるか、足を伸ばした状態で座って見て左右の脚の長さが違う場合は将来的に膝の痛みが発生しやすい傾向にあるので注意が必要です。
⑤ 関節捻挫(関節のねじれ)
捻挫が原因になっている膝痛の場合、日常生活やスポーツの最中など身近な膝痛の原因と言えます。
関節可動域以上の力が加わった際に発生するものであり、急な切り返しや片足重心で方向転換したりなど些細な動作で起こり得ます。
関節捻挫が発生した場合は、関節に腫脹(腫れ)、熱感、痛みが発生します。
その際はしっかりとアイシングを行う事が重要。
アイシングを行うかどうかで回復期間が早くなるためしっかりと冷やしましょう。
⑥ 筋肉の過緊張
筋肉の過緊張が原因の膝痛は太ももの筋肉が過緊張を起こしている場合がほとんどです。
太ももの筋肉が過緊張している場合はパテラ(膝のお皿)の動きが悪くなり、膝関節が十分に動かせず膝痛となっている事が多いです。
太ももの裏側の筋肉が過緊張をしている場合は膝裏に突っ張り感を感じる方もいます。
- 太ももの前が硬い → 膝を曲げにくい
- 太ももの裏が硬い → 膝を伸ばしにくい
といった関係性もあります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
膝痛の原因となるものにはいくつか種類があるのが分かったと思います。
今回お話しをさせて頂いた内容は簡単な内容のものですが、もっと細かく言えば他にも膝痛の原因はあります。
また、各膝痛の原因別にセルフケアの方法があります。
それはまた別のページで紹介を行わせていただきます。
最近では運動量の減少や、生活習慣による体重の増加などで膝痛の悩みを抱える方が多くなってきています。
一心整骨院ではお一人お一人の膝痛の原因を調べ、適切な施術を行い膝痛の早期改善と根本改善を行っています。
膝痛でお悩みの方や、お体の歪みで将来的に不安がある方は膝痛専門院の一心整骨院にご相談ください。